ちゃお〜!
いつも読んでいただきありがとうございます。
今日、この日から20年前…
2001年9月11日(火)
イスラム過激派テロリスト集団アルカイダによって行われた無差別テロ
一生忘れることのない衝撃を受けました。
あの頃の感覚は未だに覚えています。
実際に現場にいた方や目の当たりにした人、被害にあった方たちの心の傷は計り知れないものだろうと…想像を絶するものだろうと…
亡くなられた方たちのご冥福をお祈りするとともに、心を痛めた方たちが少しでも早く日常を送れる日が来ることを祈ります。
ヨーロッパひとり(時々ふたり)旅
当時、私はイタリアでの生活にも慣れてきて、他の国も色々見てみたいな〜と思っていました。
そこで、ヨーロッパ周遊パスみたいなものを購入し、Ipercoopでバックパックとシュラフを購入し、ひとり旅(時々友だちと二人旅)に行くことにしました。
頼りは「地球の歩き方 ヨーロッパ編」
これを片手に持ってルンルンで出発しました!!
まずは列車でドイツへ
イタリア出発はミラノから出ているドイツ行きの夜行列車に乗って、ケルンへ。
ケルンは乗り換えだけの予定でしたが、時間があったので有名なケルンの大聖堂を見学しに行きました。
駅の構内で本場のソーセージとビールで乾杯♪
小さい国だけど見てみたかったベルギー
ケルンからベルギーのブリュッセルへ。
ここでも列車の待ち時間で街を観光、本場のベルギーワッフルは最高に美味しかった(笑)なんだろうね、旅で食べる「本場」のおいしさって!
街も可愛くて、とってもオシャレでした。小便小僧は…置いといて(笑)王宮は素晴らしかったです。
結構メインで興味のあったオランダ
そこからは、いざオランダへ!
まずはロッテルダム!!なぜでしょう?
当時フェイエノールトでプレーしていた【小野伸二】選手に会いに行きました♪
サッカーは外せない!意外とミーハーです(笑)
ユニフォームも買って、練習も見学して、ご本人と一緒に写真も撮らせていただきました!
売店みたいなところで食べたフライドポテトがめっちゃ美味しく感じました!マヨネーズとケチャップがドバドバでしたが…美味しかったです♪
オランダではもう一つ二つ行きたいところがありました。アムステルダムにある【ハイネケンのビール工場】
やっぱり本場に拘ります(笑)工場を見学しながら生ビールを飲めるツアーに参加しました。新鮮なのはおいしい!
そして、もう一つは【アンネフランクの家】
旅の前に「アンネの日記」を読んだこともあり、あまり気は進まないけど行くべき場所だと思って行きました。
実際に行ってみると思っていた通り、まぁ気持ち的にはものすごくショックを受けてブルーな気持ちになりました…
でも真実なんだと思うと…悲しいです。
そんな悲しい気持ちで歩いていたら…道に迷いました。
気付いたら日も暮れてきていて、気付いたら飾り窓の辺りをウロウロしている様でした…怪しげな人影もチラホラ…(汗)
「やばい、迷った…早く抜け出したいけど…どの道も怪しそう…」と、思いながら歩いてる私が一番怪しかっただろう(笑)
足を止める勇気もなく、「ここでナイフ持った人が現れたらどうしよう」とか「変な人が声かけてきたらどうしよう」とか最悪の状況を想像しながら、自分の信じた道を歩き続けて(⁉️)ようやくメインストリートらしき道に出ることができました。
本当に心から「ほっ」としました!
海抜より低い所が多い土地だけあって、平坦で歩きやすい街でしたが、山坂が多い土地から来た私はなぜか平坦な道を歩き慣れていないために筋肉痛になりました…
再びドイツへ
オランダからは列車に乗ってハンブルクへ。
理由は一度入ってみたい北欧の地を目指すためです!
もちろん、観光も美味しいビールも飲んで、たくさん歩いてちょこちょこお土産も買いつつ、のんびりとした旅です。
当時の私にとって、お金には限りがありますが、時間は十分にありました〜青春ですね♪
最初に向かう北欧はデンマークのコペンハーゲン
ドイツから列車ごと船に乗って、船内では少し自由時間。海の風にあたり、目の前をかもめが飛んでいる素敵な風景に出会いつつ、あっという間の船旅でした。
コペンハーゲンでは定番観光(笑)
市庁舎や人魚姫(めっちゃ小さかった…小便小僧のような衝撃…)を見学しつつ、やっぱイタリアとはまた違う街並みだな〜と感激。
童話アンデルセンのおとぎ話の町オーデンセへも行きたいと思い、電車へ乗りました。
電車代めっちゃ高額でビックリ(笑)
でもメルヘンな町を見てみたい一心で行きました。どんな町で童話が生まれたのか興味があったので!個人的にはコペンハーゲンよりも好きな感じでした。
ただ北欧って生活費めちゃくちゃ高かったんです。
食事も移動も…このままでは旅が終わると判断し、デンマークからスウェーデンへと行くつもりでしたが急遽変更…
再びドイツのベルリンへ!!
ベルリンは都会でした。
都会は苦手(汗)
そこからはどっち方面に行こうか…本当に迷いました。
計画ではポーランドのアウシュビッツにと思っていましたが、アンネフランクの家であんだけショックを受けてしまった私は、きっと今行っても入れない気がすると感じました。
心の準備ができてないです。
と、言うことで。
目指した場所はチェコのプラハ!
ここは前々から行ってみたかったところで、北欧からだと物価も安かったので、とても助かりました。
ただ列車で向かったのですが、降りるところが分からず…気がついたら真っ暗だし、気が付いたら終点だし…
この旅で2回目の焦り(笑)
幸いにここでは友だちと合流していたため、不安一杯だけど、ちょっとだけ心強かったかなー
知らない駅に降りると、いかにも親切そうな夫婦が「泊まる所あるよ〜」的な感じで喋りかけてきました。ほんとに良い人かも知れなかったけど、怪しいと思い、駅の人に聞いてバスで街中へ移動することにしました。
そのバスも全然人乗ってないし、道中も外真っ暗だし、本当に大丈夫かぁ〜と思いました。しばらくすると明かりが見えてきて、ようやくホッとしました。
泊まる場所もなんも予約もしてなかったので、行き当たりばったりであまり高くなさそうでバックパックでも入れそうなホテルに行って、空きがあるか聞いて見つけました。
幸いすぐに見つかって、ホッと一息ついたらお腹が空いてきたので、夕飯を探しにご近所へ行きました。
全くもって分からない場所、分からない言葉…なんとかなるもんです。
チェコはこの旅の中でも結構気に入りました!
なんだかのんびりとしていて、いつもどこかで音楽が聞こえてくる。街並みも美しかったですし、人も良さげな感じを受けました。ぜひもう一度行ってみたいな♪
そして
プラハからブルノと言う町へ移動した私は…
チェコのブルノまでは列車で移動し、夏休み休暇中の学校の寮をユースホステルとして運営しているという所に宿泊しました。
少しゆっくりしていると日本の実家から突然電話。
母「今どこにいるの?大丈夫なの??」
っていきなり言うもんだから、何なん!?って思ってしまいますよね?
今チェコで泊まる所に着いてゆっくりしているところだよって説明したら、ホッとした様子で「ニュース見てないの?大変なことが起こってるわよ!」って…テレビを付けると…
「ん、映画?」と思ったら違いました。
そう、『9.11』といえば分かりますよね。
チェコ語のニュースも英語のニュースも何言っているのかわ分かりません。
でも飛行機がビルに突っ込んでいる映像は衝撃的でした(泣)
オランダであんだけ嫌な思いをしたのに、ここに来てまたショック…ショックが大きすぎます…
その日は観光する気にも慣れず…
近くで食事を購入してユースホステルで食べました。
悲しすぎます。
ただ言葉は本当にわからないので、一体何が起こったのかは全く分からず…親も「とりあえず、気をつけてね」とだけ言ってました。
世界が揺れ動いていて何が起きても不思議ではない感は漂っていました。
お陰でブルノでの記憶は曖昧です(笑)
次の日も「本当に本当にそんなことがあったのか?」って思うくらい不思議な感覚でした。
大切なもの
そう、あの日
私は楽しい旅行の最中にいました!
だからこそ、あの時あの瞬間に何をしていたのか、どこにいたのか、明確に残っている記憶なのかも知れません。
いつ何が起こるかもわからない。
自分の命、大切な人の命、みんなの命、かけがえのない大切な時間。
なくなってから気づくことも多いけど、テロだったり、戦争だったり、COVID-19だったりで悲しいニュースを聞くたびに、肝に銘じています。
「感謝を忘れず、周りの人たちを思いやり、大切に」
「自分自身も尊い存在であることを忘れずに」
現実は…イライラしたり、気づかないところで悪気無く傷付けてしまったり、なかなかうまくいません…
まだまだ伸び代たくさん(笑)
日々精進します。
あなたの体はあなた自身がちゃんと大切にしてあげてください。
何よりもこのブログを読んでくれたあなたに、健康と希望を少しでも与えられたら幸せです!
より豊かに生きるためには富の源泉でもある健康と言うあなたの資産を大切にしていきましょー!!!共に豊かになりましょう。
ちゃおちゃお!
H e a l t h i s w e a l t h .
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